遺産分割調停の呼び出し期日に行けない!無視しても大丈夫?

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遺産の相続人が複数存在し、その遺産の分配において協議がまとまらない倍は、遺産分割調停が行われます。遺産分割調停は、相続人の1人でも申し立てをすれば、全員での調停が行われることになり、家庭裁判所で調停が行われます。

実際の調停は、相続人が集まって調停員を交えた話し合いが行われる、というものではなく、相続人同士は顔を合わせることなく、相続人・調停委員・裁判官の3者での話し合いが何度か繰り返されます。

相続人同士が顔を合わせるのは初回と最終回のみです。そうした調停でも協議がまとまらない場合は、遺産分割審判となります。

遺産分割調停は欠席できる?

遺産分割調停が行われるとなると、裁判所から期日を指定した呼び出しが行われます。

しかし、この調停は基本的に平日の昼間に行われるため、仕事などで何度も出向くことができないという人もいるでしょう。

欠席すると遺産分割が不利になってしまうのでは?と心配されるかもしれませんが、基本的には欠席によって不利になるということはありません。遺産分割は、法定相続をベースに決められるからです。

欠席すると調停が成立しないのでそのまま審判になりますが、この場合も欠席したことにより不利益があるとは限りません。この審判も法定相続をベースに行われるからです。

欠席すると不利になる場合

遺産相続は基本的に法定相続の割合で行われるため、調停に欠席しても不利になることはありません。

しかし、寄与分について請求をしたい場合や、他の相続人が寄与分の請求をしている場合、または遺産の先渡しなどがあった場合など、法定相続では不公平になる場合や、協議によって金額が決まる寄与分が生じているケースなどは、欠席することによってその後の審判で他の相続人の意見が通って、自分が不利になることも考えられます。

また、正当な理由なく呼び出しを無視した場合は、罰則が定められています。欠席をするときは、きちんと理由を伝えるようにしましょう。

欠席する場合は

遺産分割調停は欠席可能ですが、自分の主張を伝えたい場合は代理でも出席をしたほうがよいでしょう。

相続に無関係の親族に代理で出席を頼むこともでますし、弁護士に依頼することもできます。費用は掛かりますが、遺産分割調停に慣れた弁護士に依頼するのが最も安心です。

遠方の場合は、電話会議システムを使って、現地まで行くことなく出席することもできますし、他の相続人の調停の内容に対して特に意見がない場合は、合意する書面を提出することで、調停を成立させることも可能です。

自分の都合がつかなくて、欠席をしても調停を進める方法はありますので、できるだけ弁護士や裁判所に相談して自分の意見を伝えるようにしましょう。

まとめ

遺産分割調停は、欠席をしても不利に扱われることはありません。

また、弁護士などによる代理での出席も可能です。主張がある場合は、何とかして自分で出席をするか、弁護士などに頼んでそれを伝えるようにしましょう。

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