遺産相続のはんこ代に相場や最低額はある?

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親族が亡くなった時に行われる遺産相続について、なんとなく知っているという方は多いことでしょう。

では、『はんこ代』という言葉を聞いたことはありますか?

ここでは、遺産相続に必要不可欠な『はんこ代』についてお話ししていきます。

・遺産相続は自分一人では決められない

たとえば親が亡くなった場合、長男や長女である自分が親の財産をいちばん多く引き継ぐことができると思っていませんか?

もちろん、子は民法によって決められた法定相続人の第一順位ではあります。

ただ、それだけで簡単に子が遺産を相続することはできず、他の相続人全ての許可や納得を得る必要があるのです。

まず、亡くなった人の遺産を相続する権利がある人全員の相続分を、話し合いなどによって決めていきます。

話がまとまったら、全ての遺産相続人がこの相続分割で納得したという証に、遺産分割協議書に署名と押印をしてもらう手順が必要なのです。

・遺産分割協議書の必要性

故人が生きている時に所有していた銀行預金口座や不動産などは、亡くなった瞬間に凍結され、現金の引き出しや不動産の名義変更などができなくなります。

これらの手続きに必要な書類に、遺産分割協議書があります。

遺産分割協議書には先ほどお話ししたように、全ての遺産相続人の署名と押印が必要で、このときの押印には実印が使われ、印鑑証明書を添付しなければなりません。

・はんこ代の一般的な額と最低額

遺産を相続する人物には、普段から面識のある親子や兄弟姉妹から、全く面識のない遠い親戚などもいます。

財産を相続する権利がある人同士が揉めてしまい、遺産分割協議書に署名と押印をしてくれないケースも稀にあります。

そんな時、遺産分割協議書に押印してもらうために現金を支払うことがあり、このことを一般的に『はんこ代』と呼んでいます。

はんこ代に相場は無いというのが実際のところです。

遺産の額は亡くなった人によってそれぞれ異なりますし、法定相続人の考え方も様々だからです。

敢えて言えば、最低額でも数万円はかかりますし、一般的には数十万円はかかるものと思った方がいいでしょう。

はんこを捺してもらう相手の気持ちや感情を汲み取ることも大切です。

遠い関係の人物でなく、兄弟の間で相続争いが起きる場合、感情のもつれが原因になることも少なくないと言います。

まとめ

いかがでしたか?

故人が残された人にどんな風に生きていってほしいか、残された人同士がどんな関係を築いていくかなども考えて、遺産相続の話し合いをしていくようにしたいものです。

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