遺産相続で現金を入手した場合 確定申告は必要?

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遺産相続した場合「確定申告は必要なの?」と思ったりしませんか?

結論から言うと、必要な場合と不要な場合があります。

ここでは、遺産相続と確定申告についてお話ししていきます。

・遺産相続で現金を入手したら確定申告は必要か?

故人の遺産を相続して現金を入手すると、確定申告が必要なのでは?と思ってしまう人もいることでしょう。

確定申告は自分の所得に対して必要なものであって、人からもらったものである遺産相続には所得税ではなく、相続税や贈与税が適用されます。

そのため、対価のない現金などの遺産を相続した場合は、確定申告をする必要はないのです。

・確定申告が必要なケース

ただ、遺産相続によって確定申告が必要になるケースもあります。

それは、故人から相続した不動産を売却し、購入時よりも売却時の金額の方が大きかった場合で、不動産を売却して得た利益(譲渡所得)に対して、所得税がかかります。

たとえば、土地を入手した時期が今よりも相場がかなり低かった何十年も前で、その後地価が上がった場合には、利益が大きく出るため所得税も上がることになります。

譲渡所得には長期譲渡所得と短期譲渡所得があり、不動産の所有期間によって税率が異なってくるので注意が必要です。

・準確定申告とは

遺産を相続した時にもうひとつ覚えておきたいのが、準確定申告です。準確定申告とは、毎年確定申告をしていた人物が亡くなった場合に必要になってくる手続きのことです。

具体的には故人が、個人事業主だった場合、不動産所得があった場合、給与の収入が1年で2000万円以上だった場合、生命保険等の一時金や満期金を受け取った場合、医療費控除を受けられる場合などに準確定申告をする必要があります。

親族が亡くなった年の1月1日から亡くなった日までの期間に発生した所得に対して所得税がかかります。

しかし、亡くなった本人が確定申告をすることはできないため、代わりの人物が準確定申告を行う必要性があるのです。

準確定申告は、相続が発生してから4カ月以内に行う必要があり、通常の確定申告とは時期が異なります。また、相続人全員が一緒に行うことが決まっています。

ただ、故人の年金収入が400万円以下であること、年金以外の年間所得が20万円以下であること、この2点に該当している場合は、準確定申告の必要はありません。

このように、遺産相続をした場合、自分の所得に関する確定申告と、故人の所得に関する準確定申告の2種類があるということを覚えておきましょう。(2020年現在)

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