相続した遺産が振り込まれるまで時間はどれくらいかかる?

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相続が発生すると、遺産の相続手続きが必要です。相続手続きは遺産を取得する為に必ず必要な手続きで、もしも相続人が自分1人しかいない場合は、死亡届けを提出した後にすぐに相続手続きを完了できます。

しかしほとんどの場合は自分以外に複数の相続人がいて、法定相続人の調査や遺産分割協議など、相続の分配割合について確認する作業が必要となってしまいます。

相続した遺産が振り込まれるまでの時間

相続の手続きから遺産が振り込まれるまでの時間は、金融機関によって異なります。主な金融機関を例に挙げると、ゆうちょ銀行は1週間~1ヶ月、三井住友銀行は10日後、JAバンクは即日となっています。(正確な情報は各銀行のHP等でご確認下さい)

ただしこれは標準的な期間であり、提出した書類に不備があったり書類の添付漏れがあったりした場合には相続手続きが完了できず、遺産の振込は遅くなってしまいます。

遺産が振り込まれるまでの手順

相続手続きの主な手順として被相続者が亡くなった後まず最初に行うのが、死亡届の提出です。死亡届けは被相続者が亡くなったことが判明してから7日以内に役所に提出してください。

死亡届けを提出することで、相続の手続きを開始できます。もしも被相続者の葬儀を葬儀社に依頼している場合は、通常葬儀社が死亡届けを役所に提出してくれます。

次に通帳やキャッシュカードの確認して、被相続者の銀行口座に引き落としや入金の予定がある場合はそれらの口座を変更します。また口座名義人が亡くなった旨を銀行に連絡しなければいけません。

この連絡の際に必要な提出書類について説明されるので、銀行の指示に従って必要書類を提出します。不備なく書類の提出が完了すると、数週間後指定した口座に遺産が振り込まれます

遺産の振込前に仮払いを受けたい場合

遺産分割協議が長引いてしまっている場合、相続手続きができません。

しかし遺産を利用して高い葬儀費用を支払いたいという人もいるはずです。そのような場合におすすめなのが仮払い手続きです。

仮払いを受けた金額分だけ遺産分割の際に相続分から差し引かれてしまいますが、他の相続人の同意は必要ありません。金融機関の窓口で直接仮払いを受けるか、家庭裁判所に仮払いを申し立てる方法があります。

相続手続きをすぐに完了できない事情があるけど遺産で葬儀費用を支払いたい場合には、仮払い手続きを検討してみましょう。

振り込まれるまで時間まとめ

どれだけ相続した遺産がたくさんあっても、相続が発生したからといって遺産がすぐに振り込まれるわけではありません。

きちんと手続きをしたうえで書類の確認が行われ、不備がないと判断されたら無事に遺産が振り込まれます。

すぐにでも遺産を振り込んでほしいという人は、相続手続きでの提出書類に不備がないよう注意しましょう。

相続できるタイミングは相続手続き完了後

結論からいうと、遺産というのは相続手続きが終わればあなたの物となります。相続人があなた1人なら、死亡届を提出直後から手続きをスタートすることも可能です。
預貯金の相続であれば、銀行などの金融機関で相続手続きをしなければなりません。被相続人の預貯金が指定した口座に振り込まれるまでには時間がかかります。被相続人の死亡確認や遺産分割協議書など、相続物としての認定から全相続人の把握までを完了しなければ、法で定められた遺産相続方法に準ずることができなくなるからです。
預貯金が振り込まれるまでの期間は各金融機関毎で異なりますが、銀行に提出する書類一式に不備がなければ、1週間~4週間ほどかかることを把握しておきましょう。
必要書類に不備があれば手続きは完了せず、相続人が多かったり確認が複雑になったりすれば長期間かかる場合もあります。

死亡届を役所に出さないと相続手続きはスタートできない

被相続人が亡くなると、役所へ死亡届を出さなければなりません。死亡届は、被相続人が亡くなったことを知ってから7日以内、国外での死亡ではその事実を知った日から3ヶ月以内に提出することが義務付けられています。
ここで注意しなければならないのは、相続人の誰かが被相続人の死亡を知った日から数えるということです。

不動産を相続した場合いつもらえるのか

不動産の場合だと、不動産相続登記を行い相続人に登記名義を移さなければなりません。不動産相続登記が完了すると、その時点で所有者が移行し、所有権は被相続人ではなくなります。
一般的に相続登記が終わるのは、法務局に申請書などを提出して1週間程度ですが、戸籍謄本や住民票など復数書類を準備する期間も考えなければなりません。
被相続人の謄本が1箇所にない場合、情報を遡って本籍地を管轄していた市町村役場から郵送で取り寄せる必要も出てきます。

登記が遅くなるケースに注意

相続登記の期限は特に定められていませんが、登記が遅くなることの問題はあります。例えば、共同相続人が勝手に相続登記をするケースです。
共同相続人が復数いる場合は遺産分割協議が必要で、各相続人の持ち分は法定相続分の割合です。この時点で遺産分割協議書が必要で、本来であれば相続人であるあなた自身もここに署名捺印が必要となります。しかし、相続の場に出てこないという理由から、他の共同相続人から家庭裁判所に「相続人として不適格である」という申請をされてしまい、あなた抜きで相続手続きを進められる可能性があります。
相続人は自分の持ち分を相続登記し、第三者に売ることもできます。購入した第三者が所有権移転登記をしてしまえば、本来相続できる遺留分を取り戻せなくなる可能性があるのです。トラブルの元になるので、早めに手続きを済ませるようにしましょう。

遺産相続は各手続きの完了後

遺産を相続するタイミングは各手続きの後です。相続人が多ければ、遺産分割協議も必要となり時間もかかります。
預貯金も手続き後の入金となるので、その分時間もかかると考えてください。

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