遺産相続人の素朴な疑問〜絶縁中の兄弟について〜

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遺産を相続しなければならなくなった際、被相続人の直系卑属の中で絶縁中の子息がいることもあるでしょう。しかし、その場合はどのような手順や行動を取れば良いのでしょうか。
あなた自身が被相続人の直系卑属である場合、絶縁中の兄弟にどのようなアクションを起こせば良いのかを知っておくことが重要です。何も知らないままでは、大きなトラブルの原因ともなりかねません。

絶縁中の兄弟に相続権はある?

たとえ絶縁中の子息であっても、相続人の一人として認められます。基礎控除の頭数としても数えられ、遺留分も与えられることになるのです。

しかし、絶縁中の子息が遺産相続の手順を何も踏まないまま、勝手に遺産相続を行うことは許されません。遺産分割協議にも参加させる必要があるため、絶縁中であってもどうにかして連絡を取る必要が出てきます。

万が一、絶縁中の兄弟を無視したまま相続を進めてしまった場合、その相続は無効であると主張されたとしたら、分割し終わっていたとしても相続をやり直さなければいけなくなります。

遺産相続で絶縁者がいる場合の動き方

絶縁中の兄弟について、まずは相続に参加させるかどうかを決定しなければなりません。まずは絶縁者以外の相続人の意思を確認しましょう。絶縁されている理由によっては、他の相続人の総意として「相続廃除」を申し立てることができます。

絶縁中の兄弟と連絡が取れる

相続人やその知人の中で、絶縁中の兄弟の連絡先を知っている場合は早々に連絡を取り、本人の相続に対する意思を確認しましょう。
本人に相続の意思がなければ、相続放棄手続きをしてもらうことでトラブルを回避できます。
しかし、本人に相続の意思がある場合、一緒に相続について考えてもらうようになります。遺産分割協議にも参加してもらったり、各書類を用意してもらったりと、本人に動いてもらわなければならない事案が多くなります。しかし、スムーズにやり取りができない場合、相続自体が難航してしまう可能性もあるので注意してください。

絶縁中の兄弟の連絡先を知らない

連絡先がどうしてもわからなければ、家庭裁判所にて「不在者財産管理人」を選定することで、相続を進行することが可能となります。

絶縁中の兄弟は7年以上音信不通

絶縁者が音信不通であり、失踪人としても7年以上経過している場合、生存確認ができないという理由で除名することができます。
絶縁者本人は除名されますが、直系卑属の存在がわかっていた場合、代襲相続人として絶縁者と同等の相続権が発生します。

遺産相続では絶縁中の者がいれば適切な行動を取ろう

トラブルの火種となることもある遺産相続では、絶縁中の相続人がいる可能性もゼロではありません。勝手に相続の話しを進めてしまうと、後々になって再び相続の話し合いをする必要が出てくることもあります。
この記事で紹介したように、状況に応じて適切な行動を心がけるようにしましょう。

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