郵便局の相続問題回避術〜生前贈与の活用〜

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遺産相続は被相続人の死後に行われるため、家族・親族間で思わぬトラブルを発生させてしまうことがあります。被相続人としても、自分の遺したもので争いを招くのは望まないでしょう。
郵便局を利用した生前贈与であれば、被相続人となる前に自分の思うように資産の分配が可能です。相続の一つの方法として、生前贈与も検討してみてください。

生前贈与の方法とは?

郵便局が提唱している生前贈与には、いくつかの方法が用意されています。
事前に知っておくことで、相続問題を回避させられます。

歴年贈与を活用する

生前贈与をする際、無闇に分配を始めてはいけません。「歴年贈与」を行うことで、相続税を大幅に削減できます。
1年間当たり1人につき「110万円以下」の生前贈与であれば、非課税として認められるのです。

つまり、相続人5名に対し10年間暦難贈与を行った場合、5,500万円もの金額を非課税にて贈与できるということなのです。

生命保険を活用する

子供への生前贈与を行い、子供が契約者として親の生命保険をかけるという方法があります。これは、相続税だけでなく所得税控除にも有効な方法になります。

通常は親が契約者・被保険者となり、受取人を別の者に設定します。これは、親自身が所得を得ている状態であれば有効な節税対策になりますが、もし親が既に現役引退している場合、子供が親の保険の契約者になる方が有利な条件になるのです。

ジュニアNISAを活用する

相続人になる者の中に未成年がいる場合、満18歳になるまでの間その子には相続した財産に触れることができません。運用して資産を増やそうと考えても、18歳未満の相続人は後見人の管理下に置かれてしまうのです。

基礎控除額を利用し、年間80万円までの非課税投資枠の中で、未成年名義の口座にて運用ができます。ここで得た利益は「譲渡益・分配金」に該当するため、所得税はかかりません。

ただし、ジュニアNISAの場合も18歳未満の払い出しはできないため、実質的には進学資金や墓の準備金に充てられる贈与の仕方になります。

生前贈与することで相続財産を圧縮できる

通常の遺産相続では、遺されたすべての資産に対して相続税が発生してきます。しかし、生前贈与を行えば、本来なら遺産として計上されてしまう資産が、既に他のものへ譲渡されていることで、減額することができるのです。

ただし、別人名義での積立などは、本人の贈与への合意がなされていないとみなされてしまい、相続財産として認定されてしまう場合があります。必ず本人からの贈与への合意を得てから名義預貯金を行ってください。

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