相続順位の優先度〜いとこって何親等?〜

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【管理人おすすめ】相続のことを弁護士、税理士に一括相談できるサービス「相続相談コム」

相続という手続きの中で、あなたから見て「いとこ」とは直系尊属の兄弟姉妹の元に生まれた直系卑属です。
ややこしい言い方になりますが、おじさん・おばさんの子供という近い存在になります。

しかし、いとこに対する相続順位はとても低く、どんなに仲良く過ごしていたとしても、祖父母にも劣る存在なのです。

いとこは3親等以降の存在

あなたから見て、1親等となるのは「親と子供」です。わかりやすく「直系」と括られています。
直系からのつながりとなる「祖父母」や「兄弟姉妹」「孫」は2親等となり、更に遠い存在となる「伯父・叔母」や「甥姪」が3親等となります。

子供の頃から仲良く過ごしている親族であっても、ここまで進んでも「いとこ」は存在しません。
「いとこ」に対する順位は4親等と、法定相続人としての順位から見て「高祖父」や「玄孫」と同列になり、存在を確認できないほどに遠い存在なのです。

1親等 父母・子供
2親等 祖父母・兄弟姉妹・孫
3親等 伯叔父母・甥・姪
4親等 曽祖父・従兄弟姉妹・高祖父母など

いとこに相続順位は与えられる?

結果として、いとこに相続順位は与えられません。
法定相続人として相続順位を与えられるのは、血縁として近い2親等までの存在です。
3親等を超えた親族の場合、債権者や受遺者よりも低い順位で「特別縁故者」として「相続財産分与の申し立て」が許されています。

特別縁故者による相続財産分与の申し立てとは?

血縁関係は薄くとも、生前の関わりが深い縁故者には遺産を相続する権利があるとされています。これは「いとこ」のような血縁者はもちろん、生前関係が深かった「内縁者」にも当てはまる制度です。
住み込みで介護を行なっていた人物や、訳あって婚姻関係を結べなかった場合が該当します。

相続財産分与の申し立ては「家庭裁判所」に審議を委ねなければなりません。また、申し立てをしても必ず認められるわけではありません。
生前の故人との関わりの深さや、実際に法定相続人が存在しない証明をした上で家庭裁判所が判断を下します。財産目録の作成や全ての情報をかき集めた上での申し立てが必要で、短期間では決着がつかない事案です。

更に、1年以上の期間特別縁故者からの財産分与などの手続きを行われなかった遺産については、国が責任持って国庫に納入することになります。

いとこに対する相続権は認められていない

どんなに仲の良い親族であっても、残念ながら「いとこ」に相続権は与えられていません
しかし、血縁者としての相続権ではなく「特別縁故者」として、故人との関係性を認められさえすれば、法的に「財産分与」という形が与えられます。

もし、スムーズにいとこに対する相続権を確たるものにしたければ、必ず「遺言状」を用意しておきましょう。

【管理人おすすめ】相続のことを弁護士、税理士に一括相談できるサービス「相続相談コム」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。