相続順位の優先度〜兄弟姉妹との遺留分で揉めないために〜

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遺産相続では「遺留分」と呼ばれる分配方法が設けられています。配偶者に50%、直系卑属に残りの50%を分配するのが一般的です。
しかし、法定相続人が近親者ではなく親族となった場合、揉め事の種となるのが遺産相続という事後処理です。

遺留分とは

遺産相続において、相続人に認められた最低限の権利を「遺留分」と呼びます。配偶者は相続財産の50%が個人に認められますが、残りの50%は直系卑属へと相続されます。
この際、直系卑属の人数によって分配しなければなりません
1人であれば相続財産50%中の100%を手にすることとなりますが、2人以上の直系卑属がいる場合、等分で解決できる場合ばかりではありません。

現金の分配はさほど難しい問題ではありませんが、物品や不動産の分配では資産価値や思い入れなどによって等分できない場合があります。

兄弟姉妹感での揉め事を事前に対処

遺留分の分配で揉めないためにも、遺産となる前にしっかりとした遺言書を作成するように話し合いをしましょう。
財産の持ち主による遺言書には、相続権の剥奪ができるほどの効力があります。

しかし、以前に遺言書の準備ができなかった場合、兄弟姉妹の間での話し合いが最も重要な解決方法となります。

相続欠格者に注意

遺産相続では、相続順位に関係なく「相続欠格者」には遺留分が認められない可能性もあります。

  • 相続人が被相続人や同順位以上の相続人を殺害し、有罪判決を受けている
  • 相続人が被相続人の殺害を知った上で刑事告訴に踏み切らなかった
  • 相続人が被相続人に無理矢理遺言書を書かせたり、書き直しを強要した
  • 相続人が遺言を隠蔽した

これらに該当する場合、どんなに相続順位が高かったとしても相続権が剥奪されます。
故人の意思を尊重し遺産の分配が行われない、故人の意思を無視した行動は許されません。

相続人の排除

遺産相続は直系卑属にとって当然の権利です。しかし、そこには円満な親子関係があった事実が前提とされています。
生前の親子関係の中で、直系卑属による著しい侮辱や虐待などの人的被害を与えていた場合、相続人間で「相続人として相応しくない」という証明を家庭裁判所にて行い、「相続人の排除」という手続きが許されています。

  • 相続人が被相続人に対し、生前虐待行為や甚大な侮辱を行なっていた
  • 相続人の行動に明らかな非行行為が認められる

以上のように相続人が犯罪行為に及んでいる場合、相続人の排除対象となります。
また、生前被相続人から莫大な借金を負っていたり、迷惑行為を行なっていた事実がある場合も排除対象として申請が認められています。

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