民事信託の基礎と実務を学びたい人のために

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近年、信託法の改正により、さまざまな専門家が民事信託についての知識や実務を学びたいというニーズが高まっています。

そのため、民事信託の基礎と実務をまとめた本がたくさん出版されています。

例えば、東京弁護士会がまとめた『民事信託の基礎と実務』は最もポピュラーな一冊といえるでしょう。

そのほかにも、民事信託推進センターがまとめた『民事信託実務ハンドブック』なども使いやすい一冊といえます。

また、民事信託をめぐるトラブルについて書かれている『危ない民事信託の見分け方』なども読んでおくとよい一冊といえます。

民事信託の基礎と実務を身につけたい方は

民事信託はさまざまな専門家にとって、新しく取り組みが始まった分野といえます。

そのため、民事信託を学ぶためのセミナーや勉強会、会員となって連携体制がつくれる組織も出てきています。

例えば、一般社団法人「民事信託活用支援機構」は、専門家が機構の会員となることで、他の専門家領域のさまざまな情報を共有することができたり、信託を依頼する人たちとの間をつないでくれたりするサービスをおこなっています。

民事信託はまだ始まったばかりの分野ですから、民事信託について取り扱いたい専門家は、積極的にこうしたセミナーに参加したり、必要があれば会員になったりすると、ご自身の専門性をより高めることができ、委託者からも信頼を得られるでしょう。

民事信託実務の基礎

民事信託は、いわばこれまでブラックボックスになっていたところにメスを入れるような取り組みと言えるかもしれません。

そのため、多岐に渡る細かい財産管理や事業継承について、包括的に知っておかないと、後になって不具合があると信託者も困ってしまいます。

委託を受けた側としては信頼が失われることにもなりかねないので、しっかりと学んでおく必要がある分野といえるでしょう。

民事信託の基礎としては、信託法の法的理解、遺言相続法制や成年後見制度の法的理解、信託にかかわる会計や税制の法的理解があげられます。

そのほかにも、高齢者や障害者の生活支援や、財産管理を通したビジネスチャンスまで、多岐に渡った支援の可能性がある分野なのです。

まとめ

民事信託については、信託を引き受ける側にとっても、ご自身の仕事の幅を広げるチャンスであることに間違いはありません。

そして、この分野は日本ではまだ始まったばかりなのです。

欧米などでどんな取り組みがあるのかなども視野に入れながら、日本の現状と信託する側の希望とを把握することが、適切な実務を可能にするでしょう。

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